イラストでよくわかる新NISA 8つのポイント 寺澤伸洋
現行NISAの投資枠を使ってしまい、株を通常の
方法で購入していた。しかし新NISAが2024 年
から開始されると聞いたため、どんなものなの
か気になり、本書を読んで見ました
現行NISAと新NISAは別枠だそうです。これは
利用しないと損ですね。
■新NISAの大きなポイント
①投資枠が拡大され上限が1800万円になった。
②非課税が無期間化された。
③入金した分を売却すると投資枠が復活する。
④2024年から開始される。
■NISA制度改革の目的
貯金を銀行に置いておくのではなく株式市場に
もっと投資をしてほしいという国からのメッセ
ージ。投資するメリットを新NISAに設けて
「貯蓄から投資へ」という動きを促進させる。
通常の株式投資では利益に対して20.315%の税
金がかかる。新NISAなら無期限で非課税になる。
お金の投資は少しずつ資産を増やしていき未来
に備えるものだと考えております。本書の中で
未来のお金に関する話題についての定義が書か
れておりました。
■老後2000万円問題について。
高齢無職世帯(夫65才以上、妻60才以上の
夫婦のみの世帯)で試算。
・それから30年間で算出。
・30年間夫婦ともに健康体である。
世帯の平均的な実収入:21万円に対して
支出の合計が26.5万円
差し引きで毎月5.5万円の赤字になる。
よって5.5万円×12か月×30年=1980万円
この計算から2000万円ほど足りなくなるというもの。
収入の21万円は年金である。
90才まで健康体でいる人はあまりいないのでは。
病院代、老人ホーム等は考慮されていない。
支出26.5万円の中の居住費は1.4万円しかない…
賃貸ならもっとかかる。実際には2000万円では
不足しているかもしれない。
これは私の考えですが仕事を60代でリタイアする
のはやめて、生涯現役ぐらいの生き方をすること
が良いのではないかと。健康になれるし、ボケな
いしお金の心配もなくなるのではないでしょうか。
■FIREの定義について。
経済的に自立し、早期退職するの意。4%ルール
「年間資質の25倍の資産があれば、年利4%の
運用益を継続的に得ることで生活していくことが
できる」という考えかたです。
年収400万円なら…
①1億円の資産を貯める。(400万円×25倍)
②1億円を年利4%で運用する
(=年400万円の収入を得る)
③年間400万円以内の支出で生活する。
実際にFIREした人は、運用益を毎年取り崩して生活
している人は少ない。リスタートとして会社に時間
を縛られる生活からの脱却であり自分が好きな仕事
で楽しく稼ぎながら生きていくことなのではないか。
私もFIREしたいとは思いますが、サラリーマンでは
厳しそうですね…自分の好きなことを仕事にして社
会貢献出来るのはステキだなと思います。
ますば新NISAの枠を、出来るだけ早く埋めれるよう
生活費の見直しをしていきます。