女性管理職が悩んだ時に読む本 いくみ@女性管理職&ブロガー
著者は一部上場企業の女性管理職として
18年の経歴を持ち現在は再雇用で管理職を
続けているようです。
女性管理職として悩んできたことに対して、
著者がどう向き合ってきたかが書かれています。
こうあるべきといった指南書ではなく、
現場での経験をもとに書かれています。
私は管理職として経験が浅いですが、
参考になったと思う向き合い方をまとめてみました。
■人を評価することの難しさ
評価結果への部下さんからの問には、
何かを取り繕おうとせず、正直に説明すること。
人事考課もコミュニケーションのひとつ。
説明の一例が書かれており、とても参考になりました。
■社内営業って必要?
自部署の利ばかり優先していると、
いざという時に助けてもらえない。
利他の心のように日頃から「他部署の利」を意識して
部門長とコミュニケーションをとることが大切。
■判断力を磨くには?
何らかの根拠を考えすぐに判断することに徹する。
それが判断ミスだとしたら責任をとる、
降格するくらいの覚悟をもっておけばよい。
判断しない上司は部下さんにとって辛いもの。
■管理職をまっとうしてその先は?
積み上げた経験やスキルは個人にとって大きな財産。
企業人として役割をはたすというスタンスから
「得たことを人に伝える、人に教える」といった
経験を還元するフェーズにするのもよい。
私自身、理想の上司像を描いていましたが…
そういえば、上司として人間として魅力のあった人たちは、
周囲に流されず、自分の意志でやっていたように思う。
本書を読んでから周囲にどう思われるかより、
自分の意志で判断して、自分の思うように
やっていきたいと思いました。
ポンコツ上司上等の覚悟でやっていきます。
|