エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする グレッグ マキューン

ほとんどのことが無駄である。

 

選択肢が無限にある時代。

やらなければならない、

やりたいことにすべて関わっていると、

何も結果が出せない。

 

エッセンシャル思考とは、

より少なく、しかしより良くする考え方のこと。

 

その為には、何気なく手を付けて

しまっていることを選ぶ必要がある。

何かを選び、何かを捨てる。

トレードオフである。

 

本質を捉え何をすべきか判断する。

自分で選ぶことから逃げない。

そして、それ以外を捨てること。

 

たしかに、そうしたいと思うが、

日常生活でそれを実現するのは簡単ではない。

 

本書では、それを実現させるための、

3つの技術が説明されている。

 

3つの大分類。

①見極める技術

②捨てる技術

③しくみ化の技術

 

各技術の中で取り入れたいと感じた内容は…

◯編集

余剰を削り、本質を取り出す。

決断の本質は、選択肢を減らすこと。

生き方や仕事を、削除、凝縮、修正

することが編集である。

日々の習慣にすることが

エッセンシャル思考で生きることである。

 

◯習慣

本質的な行動を無意識化する。

創造的な人は、自分にあった

生活のリズムを早いうち見つける。

良い習慣が身についてしまえば、

そのことについて考える必要がなくなる。

その分、脳の活動を別なことにつかえる。

習慣の力はとても大きいことがわかった。

 

■まとめ

何事も、すぐに手を出さずに自分自身で

本当にこれで良いのか判断することが大切である。

やる事を減らし、1箇所にベクトルを集中させる。

完全に切り捨てるは難しいこともあると思う。

ゼロヒャク思考では、エッセンシャル思考を

継続することは難しいのではないか。

 

これからの生き方として、とても参考になった。

本質を見抜ければシンプルに結果が出せると思う。