マンガでわかる トヨタ式カイゼン 若松義人

トヨタ式カイゼンのマンガ版です。

マンガとしては、普通に面白かったです。

トヨタ式カイゼンもある程度理解できました。

 

トヨタ式カイゼンといえば、過酷な仕事環境や、

下請けイジメを連想される方も多いと思います。

そういう私もそうでした。

 

しかしトヨタ式カイゼンでは、

人材育成をもっとも大切にするようです。

職場でありがちな各自のスキルに任せる

放任的なやり方では人は何をしたら良いのか

わからなくなる。基準や規律がない職場は

まとまりがなくなりますよね。

 

トヨタ式では現場の意見、視点を取り入れた

作業の「標準化」を徹底しているようです。

 

ムリ、無駄を無くし効率化する。

より少ない労力で、よい良いアウトプットを

出すことが狙いだそうです。

 

個人スキルの偏り無くすため、職務を幅広く経験させる。

そうすると隣り合った工程の、問題点が見えてくる。

現在の担当範囲を越えて、何をすべきが良いのか

考えられるような人材になれる。

 

有名な「かんばん方式」や「あんどん方式」

についてもマンガの中で触れられていました。

トヨタ式カイゼンは、どういったものなのか

本書でイメージがつかめると思います。