働くあなたの快眠地図 角谷リョウ

誰もがそうであると思うが、私は不調が大っ嫌いです。

いつも整っていたい。もっと整って絶好調でいたい。

そのために、最も必要なのは睡眠だと考えている。

 

本書には、自分の睡眠の特性に合う、

死ぬまで使える快眠スキルが書かれているようです。

 

働く人にとって最も大事なのは

「食事」でも「運動」でもなく「睡眠」である。

睡眠はメンタル状態や幸福度と、最も強い相関関係がある。

 

働く人にとって重要なことは、

いかにベストな状態を保って仕事に取り組むかである。

 

これからは全ての仕事が

「何をするか(do)」よりも

「どんな状態(be)で仕事をするか」

が重要になってくるのだとか。

 

睡眠不調の最大のデメリットは

人間関係が悪化することです。

自分が睡眠不調だと、周りのメンバーの

関わりたい度合いが急激に低下することが

証明されているようです。

 

X 「寝ずに努力する」

〇「寝ることに努力する」

私は寝ずの努力は大っ嫌いなのでやりませんが・・・

 

寝ずに頑張ること自体に満足して

実際の成果に目を向けなくなるのだとか。

リラックスして快眠する方が意識的に

努力しないとできないので数倍難しい。

寝ることに努力してパフォーマンスを上げる。

 

よりベストな睡眠を確保するために、

実践したいことをまとめました。

 

①胃を空にしておく

寝ている間は胃がからっぽが快眠の基本ルール。

 

②睡眠ストックを作る

寝れない時があったとしても自分の最低睡眠時間を

キープするために睡眠ストック作る。

普段から10~20分、余分に長く寝る習慣をつける。

 

③パジャマを使う

就寝時のパジャマは年齢の特性に応じて変える。

40代以上では、寝間着をスウェットではなく、

肌触りのよい高品質のコットンやオーガニックコットン

などの、よりリラックスできる素材を選ぶと

眠りの質が良くなる。

 

④寝る前の水分を控える

50代を過ぎると「夜のトイレ対策」が必要になる。

夜中に2回以上トイレに行く夜間頻尿は、

睡眠の質を下げるだけでなく死亡リスクを2倍にする。

「寝る前の水分を控える」「塩分を控える」

といった対策が有効である。

 

睡眠の質を向上させて快眠状態を作りたい。

そして毎日、快適なコンディションで

日々を過ごしていきたいと思います。