投資家みたいに生きろ 藤野英人
投資とはエネルギーを投入して、
未来からお返しをいただく行為である。
すべての世の中の活動は、
お金だけでなく、時間、情熱、愛情などの
エネルギーを投入したことで成り立っている。
エネルギーをどこに使うか。
投資はお金だけの話ではない。
いろんな投資があります。
●教育投資 学校や子供に投入する。
●設備投資 工場や店に投入する。
●社会投資 寄付やボランティアに。
●株式投資 会社を応援する資金に。
●自己投資 自分自身に使う。
日本人で圧倒的多数派の
「失望を最小化する人たち」は、
行動原理もリスクを最小化する傾向がある。
少数派の「希望を最大化する人たち」は、
自分に出来ることは、積極的に取り組もうと考え
行動します。エネルギーを投入し投資します。
前者は「動かない人」、後者は「動く人」であり、
その格差はどんどん広がっている。
何もしない、動かないことは、それ自体がリスク
であることを認識するべきである。
見える資産(お金など)は生きていく上で
必要なものだが、見えない資産には、
積極的に投資したほうが良い。
スキル、健康、人間関係はとても重要な
自己投資である。
普段なんとなくしている行動も、
浪費になっていることが多くないか考えてみる。
すべての行為のまえに、
「これって投資?、それとも浪費?」という
自問自答をするクセをつけることが大切である。
著者で投資家である藤野英人さんの、
投資の目的で大切にしていることは
「世の中を良くして明るい未来を作ること」
だそうです。
キレイごとのようですが、
突き詰めていくと現実的なことなのだとか。
世の中全体が暗かったら、
自分自身もより良い人生を送れないからです。
本書に、いいなぁと思いマーキングをしたところ
が多すぎるので、自分自身が参考になったところを
3つに絞りました。
会社の力ではなく、個人としてのブランド力を
高めていきたい。それは内向型で人見知りな私には、
とても重要な自己投資と考えています。
①自己紹介をいつでもできるようにする。
名刺交換のついでに簡単に自分について話す
「30秒」パターン。
大勢の前で話す機会や、人に紹介されるときは
「3分」パターン。
2つのパターンを文章に起こして、
スマホでいつでも見れるようにしておく。
いま好きなこと、ハマっていること、
笑える程度の失敗談や自虐ネタなどがあると良い。
いつでも自己アピールできるようにしておく。
②プライベート名刺作成する。
個人的な活動で使用する名刺を作成する。
自分から主体的に名刺を渡しにいくことで
相手に存在を覚えてもらい思い出してもらう
キッカケにする。
趣味に関するもの、写真、プロフィールを入れる。
コミュニケーションのきっかけとなるツールにする。
③会社以外での人脈作りをする。
会社と家の往復で、会社以外の人脈は枯渇している。
趣味などのコミュニティーの場を持つ。
その時に自己紹介がちゃんとできて、
オリジナルの名刺をキッカケに
ちょっとの会話がきれば、私としては上出来である。
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