50歳すぎたら「まあ、いいか」「それがどうした」「人それぞれ」でいこう 弘兼 憲史
50歳からの生き方、考え方について
ヒントを得たいと思い、本書を手に取りました。
どんなことも、何だって面白がってやってみる。
「面白く生きる」が後半人生の基本であると
書いてありました。
やはり、行き着く所はそうなのですね。
楽しいことを探すから見つからない。
そこにあることを楽しむ。
日々をしっかり真面目に生きて、
それを楽しめるようになれれば、
ずっと楽しめますからね。
しかし何度となく困難に直面するのが人生です。
それをどう乗り越えていくか。
本書のタイトルは、たいていの困難が乗り越えられる、
三つの魔法の言葉になっています。
「まぁ、いいか」
求めていない結果だとしても、
まずは現実を受け止める。
まぁ、いいかと諦める。気持ちを切り替える。
「それがどうした」
でもまだ諦めきれない。モヤモヤする時に、
開き直る言葉。
「人それぞれ」
人と比較しそうになる自分を戒める言葉。
比べなければ、人生はシンプルになり
心地よいものになる。
人生を楽しく、面白く生きるための知恵ですね。
しかし、そこにあることを楽しむというのは、
簡単そうで難しいと思います。
どうしても億劫になったりしますからね。
最近になってようやく
「毎日、些細な楽しみの繰り返し、それでいい」
と思えるようになりました。
その先に、ものすごく楽しいことがあるんじゃないかと
期待するから、日々がつまらなく思えるのかもしれない。
第二の人生についても、考え始める時期です。
「第二の人生の成否は、準備の有無にかかっている。
休日は準備のために潰すことを厭わない。」
と書いてありました。
私はサラリーマンです。いずれ定年がきます。
その時までに新たな収入源を作りたい。
私のやれること、得意なことで社会貢献したい。
「好きなことなら修行10年で、
プロのレベルになって収入の道が開ける。」
と書いてありました。
まずは毎日を楽しめるように、
頭を面白がる発想に変換していきたい。
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