GRID やり抜く力 アンジェラ・ダックワース

最初はやる気があっても、

だんだんと面倒になってくる・・・

 

どうすれば最後までやり抜けるのか。

そのコツや方法を知りたく本書を読みました。

 

やり抜く力とは、人生のあらゆる成功を

決める究極の能力なのだそうです。

その能力はいったいどうしたら

身に着けられるのでしょうか。

 

「一流の人は才能を生まれながらに持っている」

「成功できる人は天才だから」と思ってしまいがち。

しかし生まれながらの天才はいない。

影にかくれている努力が見えないだけだとか。

 

達成を得る方程式とは・・・

「才能」×「努力」=スキル

「スキル」x「努力」=達成

努力ができない人は才能があっても、

成功しない。一流になれない。

 

才能は個人差があるが、

スキルを得るための初速に差がでるだけ。

 

スキルを活かし達成に到達するには、

何よりも努力が必要なのだそうです。

 

一流の人は「当たり前のこと」ばかり

しているようです。当たり前の努力、

身になる努力が習慣化されるまで、

粘り強く続けられる人が成功できる。

 

なるほど。努力が重要なことは理解できました。

では、どうすればモチベーションを継続できるか・・・

やり抜けられる方法が知りたい。

 

■やり抜くために必要なこと。

4つの特徴「興味」「練習」「目的」「希望」を

自分で身につけることだそうです。

このことについて本書の中で詳しく解説されてます。

私が参考になったところを4つ抜粋ました。

 

①目標を決める。

やりたい事の最終目標が決まっていること。

そして、その目標を達成する手段がハッキリしていること。

手段に関しては失敗したら、手段は変えてOK。

最終目標に到達するために新たな手段を試せばよい。

この目標と手段の立て方は本書に書かれているので、

参考にしてほしい。

 

②目的を見出す。

これは人の役に立っていると考える。

人は「意義を感じない仕事」を続けることは耐えられない。

天職とは見つけるべきものではない。

受け身の姿勢ではなく積極的に行動することが大切。

「私の仕事はとても重要です。個人的にだけでなく、

世の中にとっても役立つことである」と思えること

が必要である。

 

③希望を持つこと。

やり遂げるまで、困難にぶつかり不安になっても、

挫折してしまっても、立ち上がること。

七転び八起きである。

もう一度立ち上がれる考え方をつくる。

 

④誰でも天才になれる。

「天才」とは「自分の全存在をかけて、たゆまぬ努力

によって卓越性を究めること」と定義するなら、

このような覚悟があれば誰でも「天才」になれる。

 

努力を続けること、やり遂げるのは、

なかなか難しいというか、厳しいことのように思えます…

習慣になってしまえばよいのかもしれません。

なので、まずはやれそうな事から試してみたい。

 

■試してみること3つ。

①ウォーレン・バフェット方式で仕事の優先順位をつける。

②仕事の最終目標を決める。

③その為の手段を決める。

やること絞り、やらない事を決め、

集中して取り組めるようにしていきたい。