結局、腸が9割 川本徹
体の健康や心の健康には、
腸がとても深く関わっているようです。
便秘や下痢などの不調がある人は、
悪玉菌が優位になっていたり、
自律神経の乱れていたり、
不健康な生活によって
腸内環境が悪くなっているようです。
食生活を見直し善玉菌を増やすこと、
健康的な生活で自律神経を整えることが大切である。
■善玉菌を増やすことのメリット。
食事で野菜を食べると水溶性食物繊維をとる
ことができます。善玉菌は水溶性食物繊維を
エサにします。それを代謝して出す物質が
「短鎖脂肪酸」である。
短鎖脂肪酸は万能薬のような物質だそうで、
以下のような働きをします。
腸内環境を弱酸性にし、悪玉菌の増殖を抑える。
免疫機能の武器「IgA抗体」産生を促進させて
免疫機能を正常に保つ。
幸せホルモンである「セロトニン」の分泌を
促進させてメンタルを安定させる。
痩せホルモンである「GLP-1」の分泌を促進する。
善玉菌を増やすことにより、体と心が整っていきます。
■腸のぜんどう運動が促進する。
善玉菌を増やし健康的な生活をおくる
ことにより、自律神経が整いやすくなる。
副交感神経が正しく働くようになると、
腸のぜんどう運動が促進される。
便秘は副交感神経が大きく関わっている。
便をしかっかり出すことで悪玉菌も排出され、
腸内環境が整う。
結局のところ、食事、運動、睡眠を大切に
した健康的な生活を送ることが、腸活になる。
■私の症状の改善について。
本書を参考にして、私の症状を改善できないか考えてみた。
私は便秘がちです。
どんな時に便意がくるか思い出してみた。
旅行から帰宅した直後に便意がくる。
大きな仕事か終わったあとも。
在宅勤務で一人で仕事を開始した時。
出張先のホテルで朝食が終わったあと。
共通しているのは、忙しさから開放され
一人で落ち着ける状態であることがわかった。
副交感神経が大きく影響しているようである。
■原因と思われること。
朝が忙し過ぎる。一人で休める時間が少ない。
副交感神経が良いタイミングで入らないのが原因ではないか。
■改善すること。
朝食後に副交感神経が入るような時間を作れないものか。
平日はハードルが高いので、まずは休日の朝に
副交感神経が入る状態を作ってみたい。
朝からせわしなく家事などをするのを止めてみる。
楽しみながら、ゆっくり出来るように
してみたいと思います。
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