佐久間宣行のずるい仕事術

ずるい仕事術というタイトルに

惹かれて読んでみました。

 

本の中身のほうは、著者が仕事で失敗し

辛い思いをした経験が書かれています。

 

その経験から、どうすれ自分の大事なものは

渡さずに、潰されずに、認めてもらえるのか。

 

周囲と戦わずに、自分のやりたいことを

実現する方法はないのだろうか。

 

真正面で消耗するのを止めて作戦を立てる。

そのために、とにかく頭を使うことにしたようです。

 

仕事術は、人間関係編、チーム編、

マネジメント編、メンタル編で書かれています。

テレビプロデューサーらしく企画編もありました。

 

仕事をする上で役に立つことが、

たくさん書かれておりました。

その中で、今後の仕事に取り込みたいものをメモしました。

 

とにかく楽しそうに働くこと。

 

合理的最強ツールのホウレンソウを使い倒す。

 

リーダーが誰よりも本気で楽しそうに働くこと。

 

仮説を踏まえた挑戦の先にある「いい失敗」をすること。

 

大変なことも辛いことも企画に昇華できる。

すべてを糧にできる。

 

辛いときは、期限を決めてゴールを設定し、

そこまでは全力投球する。

 

仕事が上手くいくと人生はどんどん好転していく。

 

しかし、たかが仕事、たかが会社。

心を壊してまでやるべき仕事はどこにもない。

「真剣」になっても「深刻」にならないこと。

 

どうしても嫌なことは逃げるが勝ち。

いい仕事はすべて、心の健康の上に成り立っている。

とメンタル編に書かれておりました。

 

すごく真っ当な仕事術だと感じました。

テレビプロデューサーというだけあり、

「ずるい」といった興味を惹く表現方法は

上手だなと思いました。

 

企画編はプロデューサーらしいアディア出しの

方法が、書かれておりとても勉強になりました。