新しい起業のかたち 安田修

サラリーマンを辞めて、

一念発起で起業に挑戦する。

お店を購入し、従業員を雇う。

 

上記のような大きなリスクを

伴う起業方法は本書では、

古い起業のかたちと定義している。

 

ある程度の蓄えがあっても、

起業すると恐ろしいほどの

スピードで蓄えはなくなるようです。

古いやり方はお勧めしない。

 

新しい起業のかたちとは、

会社勤めをしながら、起業する。

最低限の投資で何度も試せる。

実験ができる。

 

軌道にのってきたら、

そのまま続けるか、

サラリーマンを辞めて集中するか。

 

サラリーマンに対して、

起業家は稼ぐ力があります。

 

稼ぐ力とは

商品力×関係性構築力×情報発信力

 

副業レベルならよいが、

起業して月100万円以上稼ぐなら、

どれか一つ欠けてもダメ。

 

稼ぐ力がついてくると、

サラリーマンとしての結果を

出せるようになるので、

出世の道も開けてくる。

 

サラリーマンをしながら

挑戦できる新しい起業の流れとは。

 

①ペルソナを設定する。 

どんな人の悩みを解決するか。

 

②サービスを開発する(商品)

どんなサービスで悩みを解決するか。

 

③セミナーを開催する。

サービスの内容を伝える。

 

集客とセールスを行う。

誰の、どんな悩みに対して、

どんな価値を提供するか。

 

それを明確にしたものが商品です。

ペルソナの悩みに解決策を用意する

ことが、商品を開発するということ

なのだそうです。

 

④オンラインサロンを作る。

サロンにメンバーがいる

ということは、サービスに

問題が無いことを証明している。

 

上記の③はフロー型、

④はストック型の収入になる。

 

信頼関係が築き、メンバーが

増えればセールスをする必要が

徐々に無くなってくる。

 

定年退職後の、セカンドキャリア

の選択肢の一つとして参考になった。

 

サラリーマンとしての収入を維持

しながら、いろいろと試せるのが

新しい起業のメリットであると

思いました。