ディズニーに学ぶリーダーの授業 斉藤尚志
管理職の仕事はうまくいく
「仕組み作りが大切」とよく言われますが・・・
「風土」が良好でない限り
「しくみ」から入っても
うまくいかないのだそうです。
リーダーがすべてを引っ張る必要はない。
人ひとりの価値が十分に認められる環境を作る。
メンバーの生む創造的な風土を管理すること。
本書におけるリーダーの定義は
「創造的な風土を管理する人」
それがウォルトディズニーが
提唱したリーダーシップです。
具体的には下記の2つの
リーダーシップが該当します。
①ハンブルリーダーシップ
(ハンブル=謙虚な)
②サーバントリーダーシップ
(サーバント=召使い)
上司と部下は主従関係ではなく
あくまで役割の違いであり並列の関係と認識する。
部下からの報連相を待つだけでなく
上司からも報告、連絡、相談をする。
上司から相談されると部下は
信頼されていると感じる。
その中で私の気づきになったことを2つ書きます。
①成長とは何ですか?
そのシンプルな答えは、
「成長とはできないことができるようになること」
できないことに挑戦していなければ
成長はしないということ。
②コーチの仕事は教えないこと。
人は教えたところで、
意見を素直に受け入れられない。
本当に困ったときに、はじめて相談しにくる。
その時に真剣に教えればいい。
本書で紹介されているリーダーは
「人を大切にしている」のが共通点でした。
相手の優れているところ見つけ
徹底的にその部分を褒める。
常に相手をリスペクトしているため
信頼関係ができるのだそうです。