ありえない仕事術 上出遼平
本書は2部構成になっています。
1章は仕事に対する考え方、
取り組み方が書かれています。
善きことをしよう。
真っ当なことをしよう。
とても良いことに感じられますが、
イマイチ伝わってきません。
しかし第2章から、話の内容が
ガラッと変わります。
これは仕事術の本なのか?!
内容に引き込まれてしまい、
ひとまず仕事術かどうかは、
どうでも良くなりました。
最後まで読むと、
第1章の意味合い、
深みが変わってきます。
1章を読み返してみると、
なるほど、そういうことかと。
善きことをしよう。
真っ当なことをしよう。
その通りだと
改めて深く思いました。
「感情を動かすには
適切な助走が必要」
という言葉が書いてありました。
もしかしたら、2章はある意味、
1章の助走なのかもしれません。
意図したことかどうかは、
分かりません。
伝え方の一つとして、
とても参考になりました。
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