話し上手な人のアドリブの技術 大谷由里子
話し上手な人は場を盛り上げるのも得意です。
臨機応変にアドリブで対応する。
アドリブ上手はコミュニケーション上手です。
私はそんな才能はなく、とても話し下手です。
どんなリアクションをすれば良いのか
わからず、フリーズしてしまいます。
本書ではアドリブは才能ではなく
努力すれば習得できる技術だと定義しています。
「思いつき」や「出たとこ勝負」の
アドリブは存在しないのだそうです。
「どうすれば、もっと気持ちよく
コミュニケーションができるかなあ」と
そのことをいつも考えているのだそうです。
どうしたら伝わるかなあ。
どうしたら、その場が盛り上げるか?
その場を和ませる的確な言葉は?
アドリブ上手な人は、頭の中で
会話のシャドーボクシング、
シュミレーションをいつでもしている。
たくさんの言葉を考えてストックする。
ストックから、その場に応じた言葉を選ぶ。
アドリブ関してのヒントとして
本書では以下の項目を説明している。
「アドリブの基本となる考え」
「困ったときのアドリブ実践トーク」
たくさんのアドリブ技術の中から、
私は下記の3つを実践していきたい。
①自己紹介で「自分を下げる言葉」で笑いながら言う。
②笑いをとろうと思って人を傷つけない。
③ネガティブな状況の時に視点を変えて
ポジティブに言い換える。その場の雰囲気を和らげる。
人を楽しませたい、自分も楽しみたい
というブレない生き方が、著者の
アドリブの根本ではないかと思いました。
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