移動する人はうまくいく 長倉顕太

同じことをただ繰り返す日常が

感覚を麻痺させる。そして不感症になる。

いつも同じ場所にいると何も感じなくなる。

 

退屈な人生に嫌気が差していると言いながら

安定も同時に求めている。

 

私たちの人生に制限をかけてきているのは、

安定を求める思考だ。

 

現状維持を強く求める私たちの人生を

強制的に変えるのが移動だ。

移動が他者と違う視点を与えてくれる。

 

どうしてあなたの人生は変わらないのか。

それは意思の力で変えようとするから。

意思を継続し行動を変えることはとても難しい。

意志の力は信用できない

 

では行動を変えるにはどうすればよいか。

それは環境を変えること。

 

人は環境に大きく影響を受ける。

環境→感情→行動、の順で動いている。

 

意志の力ではなく環境の力を利用する。

私達は環境との整合性をとる性質がある。

都合の良い環境に飛び込むことで

変化することができる。

 

本書では環境を切り替える力を

移動力と定義している。

 

移動して環境を切り替え、

自らの選択肢を増やすことを推奨してる。

 

会社員に与えられない3つの選択肢とは

「誰と働くか」「どこで働くか」「いつ働くか」

である。これを自分で選ぶことが出来ない。

 

著者は選択肢を増やすために、

1年以内の独立を目指そうと提案している。

まずは何事も決めることが重要です。

 

人生の選択肢に正解はない。

よく考えるのは時間の無駄である。

選んだほうを正解にすればいい。

 

最善の選択ではなく、選択を最善にする。

 

悩まない、迷わない。

移動力とは環境をどんどん変える力。

切り替えの早さが重要である。

淡々とやるべきことをやる。

サイコロで決めるくらいでちょうどいい。

 

嫌いなことにもチャレンジする

人生を変えることは価値観を変えること

好きなこと=過去の価値観だから

やり続けても人生は変わらない

 

毎日、初体験することが大切です。

淡々と初体験を積み重ねた先に、

いつか本当のやりたいことに出会う。

 

旅行でもいい、仕事でもいい、

とにかく移動すること自体を薦めている。

そこから変化が起きるのだそうです。