伝え方が9割 佐々木圭一
自分の要求に対して
イエスをもらえるか、ノーになってしまうか。
ちょっとした差で結果が分かれてしまう。
自分の要求をどのように相手に伝えるか。
その技術をこの本では紹介しています。
技術なので再現性のあるものになっています。
とても大事だと思ったのは、
「自分の思ったことをそのまま口にしないこと」
これは自分の要求だけになってしまう。
相手から考えるとイエスを言いづらい場面もある。
まずは、ぐっとこらえて考えてみる。
相手の喜びそうなことはないか?(メリット)
相手のデメリットになることはないか?
例文を作ってみました。
自分の要求は「一緒に旅行に行かない?」です。
相手と一緒に旅行に行きたいのです。
これを、相手のよろこびそうな言葉に変えます。
「見たこともないような絶景を見に行かない?」
ストレートの要求より、メリットを伝えることで
相手の気持ちが動きやすくなると思います。
世の中はの情報は増加する一方であり
ありきたりの表現の文章では埋もれてしまう。
たくさんの情報の中から、相手の目にとまるような
「強いコトバ」を作ること。
メールのタイトルもひと工夫で目にとまるようになる。
長い文章も強いコトバを効果的に使うことで
最後まで飽きずに読んでもらうことができる。
強いコトバで文章を締めることで印象に残る。
強いコトバには簡単な法則があります。
2つ例文を作ってみました。
! をつけるだけ強いコトバになる。
「うまいラーメン」→普通
「うまいラーメン!」→インパクトあり
リピート法で強いコトバになる。
「うまいラーメン」→普通
「うまいうまいラーメン」→インパクトあり
このような簡単な技術を効果的に使い
相手の印象に残るようにしていきます。
メールの文章は実際の気持ちより冷たく
そっけない感じにみられます。
そこで、気持ちを少し大きく表現したり
強いコトバを使ってみるのが良いそうです。
メールは感情30%増量でちょうどいい。
人は理屈や規則では動かない。
人は感情で動きます。
この本の技術を実践していき
相手の心を動かす言葉を
使えるようになりたい。
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