本を出そう、本を出そう、出したらどうなった? 城村典子

あるコミュニティで、本書の著者である城村さんのプレ

ゼンやお話しを聞いてファンになったものです。本書を

読んで城村さんのやりたい事がよくわかりました。

 

城村さんはすべての人に才能がある。それを価値化しな

いのはもったいないと言っています。自分の思想や概念

を絞り出して言語化し、それを書籍という形にして出版

する。その過程がとても貴重であり、本を出すことの魅

力なのだそうです。

 

「本を出す」ことに取り組むのは自分の才能を拡張する、

社会に貢献することです。価値観は多様であり困りごと

も解決方法も多様である。一人ひとりが自分の知識や知

見を伝えて人の役に立つことが求められている。本を出

すことはその活動をすることなのだそうです。

 

そんな城村さんの考えを聞いて、私もいつか本を出して

みたいと思っています。しかし何を書けばよいのでしょ

うか??自分の才能がはっきりしないし、どう役立てれ

ばいいのかもわからない。

 

そんな人へのアドバイスがありました。

「自分の本を出版」「著者になる」ことを決めてしまう。

そして企画書を書いてみる。そうすると足りないものや

必要なものが見えてきて、やるべきことが明確になるの

だそうです。行動を起こすことで、どんどんイメージが

明確になる。とにかく決めてしまうことが大切なのです。

 

企画書を書く過程で、世の中に伝えるべきことが見えてき

て、生きている意味も理解することがあるのだそうです。

「企画書の魔法」と著者は言ってます。

 

現在の仕事や趣味や家庭生活で、人の役に立てることを常

に考えいこうと思う。その人の個性が才能であったりする

ので、それは自然と発揮されるものかと考えている。本人

にとっては当たり前のことだったりするので、その才能に

気づけないことがある。自分自身をよく観察して、今まで

の経験や才能を確認する。自分ができる社会貢献の方法が

あると思うので、試行錯誤しながらその活動をしていきま

す。そして本を出してみたい。

 

本を作る過程でたくさんのことを考える。思考が整理され

著者は成長していく。 著者になることは社会に向かって自

分の名前でコンセプトを表現し未来を作ること。日頃から

常に自分が社会貢献できることの概念をまとめておくが大

切なのだそうです。