とにかく仕組み化――人の上に立ち続けるための思考法 安藤 広大
マネジャーになって3か月ほどたちました。
当たり前ですがプレーヤー時代と求められることが
全然違うため苦労しています。管理職としての
考え方の参考にしたく本書を読みました。
家族、友達、趣味といった仲間やコミュニティがあるが、
会社の場合は「仕事をするコミュニティ」である。
会社でオンオフの切り替えができず
公私混同をしてしまう人が多い。
会社では企業理念を果たしていくという
明確な目標がある。マネジャーやプレーヤーは
そろぞれの役割を果たすため、
「組織の歯車として機能」することが求められる。
人は放っておくと楽なほうに流れてしまう。
自然状態になる。人は怠けるのがデフォルトと考える。
性弱説を前提とします。
組織は放っておくと「属人化」していく。
仕事ができる優秀な人は、
好き勝手に業務を行うようになる。
権限はないが、その人に関わらないと業務に支障がでるなど、
替えの利かない重要な存在であることを主張するようになる。
そのような組織では、人間関係を考えることに
労力を奪われる。ルールがあいまいな結果として
人は精神的に追い詰められてしまう。例えれば
信号機のない交差点を渡るようなものでしょうか。
マネジャーは「仕組み化」を浸透させて
「属人化を潰していく」存在になること。
プレーヤーに適切な「目標」と「ルール」を設定する。
仕事をするための権限を与え、その範囲で役割を
果たしてもらい評価することが大切です。
頑張っている人が評価されること。
評価すべきでないものは評価しない。
本人の将来のためにマイナス評価もしっかり行う。
「やってもやらなくても同じ」という
感覚を与えてはならない。
マネジャーと部下は適切な距離感が大切だそうです。
あまり馴れ馴れしくならないこと。
しっかり業務に取り組まないとマズいと感じる、
正しい恐怖感を与える存在であること。
本書を読んで、私が取り組むべきことをまとめてみた。
下記の項目を仕組み化していきたい考えました。
①部下の仕事振りを理解する。
②業務に差し支えのあることを取り除く。
③業務をするためのルールや基準を設定する。
④その上で少し高めの目標を設定する。
⑤しっかりと正しく評価する。
仕組み化を実際の業務に、どんな方法で、
どうやって組み込むかを、まずは考えなければ
ならないと感じました。
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