キュレーションの時代 佐々木 俊尚

本書でいうキュレーションは、無数の情報の海から

自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ

そこに新たな意味を与え、

そして多くの人と共有することです。

その活動をする人を、キュレーターと呼んでいます。

 

通常「キュレーター」とは、博物館や美術館などで

資料収集、保管、展示、調査研究などに携わる

専門職員のことを言うようです。

 

ソーシャルメディアにおいてのキュレーターは

情報を収集し、ある目的を持って情報を発信する。

 

その情報をSNSで受け取る人たちは、

キュレーターの視点でその情報を受け取ることができる。

キュレーターの視座へチェックインするのが

フォロアーということになるようです。

 

アートや音楽といったコンテンツは、

無数に存在するが、キュレーターの視点によって

拾い上げられ、有名になったりもする。

 

本書では、キュレーターの活動を多数の

実例をあげて、わかりやすく紹介しています。

 

誰の視点であっても、その人のフィルターを通せば、

それは唯一無二の視点になる。

好きなことに集中してSNSで情報発信していけば、

いずれは私もキュレーターになれるかも?

と思いました。