50代から本気で遊べば人生は愉しくなる 片岡鶴太郎

やりたいことがない・・・

定年退職後に時間を持て余す人たちがいる。

 

著者の鶴太郎さんは、ものまねをするお笑い芸人、

プロボクサー、役者、書家、画家、ヨガなど、

5~6人分の人生を楽しんでおり、

毎朝、起きるのが楽しみでしょうがないのだとか。

 

本書には、鶴太郎さんが新しいことに

チャレンジしてきた経験談がかかれています。

 

たしかにものすごく人生を楽しんでいますね。

偶然に楽しみに出会っていったたわけではなく、

新しいことにチャレンジした結果なのだとか。

 

新しいことにチャレンジするのはエネルギーが要り、

時には悩んだり苦しんだりすることもある。

でもその先には大いなる

「ギフト(贈り物)」が待っていて、

その贈り物とは「魂の歓喜」なのだそうです。

 

楽しむと言っても何をしたら良いのか・・・

自分の魂が歓喜する「シード(種)」は、

自分の中に必ずあって自分しか気がつけない。

なんか面白そうだな、心に引っかかるものがある、

などのような小さなシードの存在に気づいたら、

水をやり、声をかけ、慈しんで育てることが大切です。

 

気になったことはまず、ものまねから入るのが良い。

「守破離」の、「守」です。

師匠の型をとことん真似するのがよいようです。

 

どうせやるなら鶴太郎さんのように

本気でやったほうが、もっと楽しそうですね。

 

本書の最後に鶴太郎さんの

大好きな言葉で締めくくられていました。

 

汝の立つところ深く掘れ、そこに必ず泉あり。

 

おわり